電通の労災認定について、女子大生の立場で考えてみる。
友達にニュースや授業の話をよくしていたら、「ブログでもやればいいのに」と言われたので始めてみました。
首都圏の某女子大に通う女子大生、しゅがるんです。よろしくお願いします。
現在、大学の講義で若者の労働について扱っています。
その中で、
「私は総合職について男性と肩を並べて仕事をしたいとは思わない。男性と平等に扱われたいとも思わない。一般職で良い」
という意見が出て、驚きました。(一般職も着けるかわかんないだろ!っていうツッコミは彼女にしないであげてください)
ちなみに、私の今までの夢は、卒業したら総合職でバリバリ働くことでした。割と仕事に生きがい感じちゃうタイプ。社畜の素質アリ。
女子大なので、総合職は普通にしてたら厳しいだろうと思って、いつまでに何の資格を取ろう?とか考えていました。
女性の社会進出が問われている今、多くの女子大生が私と同じように、総合職でバリバリ働きたいと思っているものだと思っていたのですが、どうやら私のその考えは古いようです。
姉(大学院生)の同級生に、大手企業に総合職で就職した方が居ます。
終電で帰ってくるのは当たり前、肌はボロボロ、いつもヨレヨレで自分の身の回りの世話もできない状態。朝は疲れが溜まりすぎて目覚ましをかけても起きられずお母様に起こしていただいて、ご飯も用意していただいた物を食べて、出勤しているそうです。とてもじゃないけど一人暮らしなんてできないので実家から通っているそうです。
彼女の話を聞いて、もしかしたら「甘えるな!」と思う方もいるかもしれません。でも、この状態でお勤めしているのは彼女だけじゃないはずなんです。
じゃあそれは誰なのか?
そこまでしないと渡された仕事が終わらない状況を作ってるのは……?
専業主婦の奥さんがいて、旦那さんは忙しくお勤めしている。そんな今では生きた化石みたいな家族の図が、現在の企業のあり方からはまだ存在しているように思います。
今20代前半の女性が専業主婦になりたい!と思ったとしたら、30代で600万円稼いでる男性と結婚しなきゃなれません。でもそんな男性なかなかいません。親世代とはまるで違う、そんな世代です。だから、ほとんどの夫婦は共働きを選択します。私もそうなるんだろうなって思います。
だけど、企業はまだ変わっていなくて、お家で奥さんが待ってる人と同じ量のお仕事を割り振ってくる。それ以上のお仕事を割り振ってくる。
そうすると女性だけじゃなくて共働き家庭の人も仕事がしにくいですよね。
時代の流れに乗れない企業ってそのうち淘汰されていくんだろうな、されてほしいな、ダサいなって思います。
一般職が定時に帰れる楽な仕事ってわけでらないですけど、あえて一般職についた姉の友人達は仕事の後は習い事や英会話教室に通って、スキルアップの時間にしているそうです。
「 生きるために働いているのか、働くために生きているのか分からなくなってからが人生。」
今回の女性のこの言葉。辛すぎるよ。
自分の人生でなにを大切にするのか?どうなりたいのか?なにを選ぶのか?
しっかり考えて見極めて計画しないと、なりたい自分になれない世の中だそうです。
「結婚したいなら働きたいから30からでいいや〜とかじゃだめですよ。私も結婚すると思ってましたから。仕事はね、嫌でも働かなきゃ食べていけないですから」
って先生(アラフォー未婚非常勤)がおっしゃていたことをすごく今思い出してます。
総合職で就職したことを女性が自慢する世の中は終わったのかもしれません。
私はなにを選べばいいのかな。
まとまりが無くなってきたのでここまで。